《25年春夏欧州テキスタイルトレンド㊥》視覚表現 立体感やラメ使い、グラデーションも

2024/03/27 06:29 更新有料会員限定


 オケージョン需要が復活し、見た目に華やかなテキスタイルへの関心は高い。ジャカードや毛先の立体感、ラメ、グラデーションといった視覚表現で、見る人も楽しませる。

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 ファリエロ・サルティは、ラメなど華やかなものに引き合いがある。中でも、よりソフトな風合いで着心地が良いものが、多い。ピンクのラメが入ったポリエステル・ナイロンのジャージーは、モールのようにふわふわした毛先と、キラキラとホログラムのように光るラメが特徴的だ。

ファリエロ・サルティ

 ラグジュアリージャージーもオケージョン需要の回復を実感しているという。薄く、軽く、透明感のある生地が人気で、綿・ナイロン・レーヨンで透け感のあるジャージーは、ブークレ糸でパイルのような凹凸のある表面感と透け感を両立した。

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