《トップに聞く》天満屋社長 斎藤和好氏 新たな地域連携の実践へ

2023/08/15 11:30 更新有料会員限定


斎藤和好氏

 天満屋は23年度、地域との連携強化とリアル店舗の魅力向上を進めていくための三つの社長直轄組織を立ち上げた。これからの地方百貨店にとって欠かせないと見ている点を、早急に具現化していく方針だ。

(吉田勧)

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 新しい地方百貨店を創る、と言い続けています。そのためには、今まで以上にどれだけ地域と連携できるかが一番重要です。新たな地域連携の実践を掲げて、23年度から役員を含め3人の「地域連携担当」を配しました。

 行政、大学関係、地元企業など岡山県の全市町村を1、2カ月に1回は訪問して関係を深めていく取り組みを進めています。それぞれが抱えている課題を百貨店だけでなくグループとしてどう解決できるかを考えているところです。ウェブサイト作成の受注や観光事業への人の派遣など、少しずつ取り組みが始まっています。また、グループ全体で名刺情報の共有、一元化を今秋から本格的に進めていく予定です。

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