高島屋大阪店が特選衣料雑貨・時計・宝石の19年度売上高を前年比2ケタ増ペースで伸ばしている。増税の影響はあったものの、外商客の購買意欲は増税前とほとんど変わっていない。特に、特選衣料雑貨は12月には前年同期比8%増とプラスに転じ、1月も20%増ペースで推移している。
(吉田勧)
■国内客が好調
上期(3~8月)の売上高は、特選衣料雑貨が15%増、時計20%増、宝石10%増だった。特選は衣料、バッグ、シューズともに増収で、なかでも各ブランドが力を入れているシューズが伸びた。
特選の顧客別の内訳は、主力の国内客が20%増、インバウンド(訪日外国人)が10%増で、外商客を中心とする国内客の伸びが高かった。