服地卸の鷹岡(大阪市)と服地・スーツ製造販売の御幸毛織(名古屋市)は、協業企画第2弾の服地の販売を開始した。ビジネスウェア向けに高級ウール原料を使った織物・ニットを3種揃える。
(小坂麻里子)
同企画は気候変動を踏まえ、春夏や秋冬といった従来のシーズンの概念にとらわれず、顧客が着たい時に着られるスーツを重視したという。御幸毛織繊維本部営業統括部アパレル部の加藤真由さんは「少しでも長く着用できるよう番手や糸設計を工夫した」と話す。また、色展開に茶を加えたり、ソフトな風合いにするなど、メンズ・レディスともに受け入れられやすいラインナップにした。