来年度、厚生労働省の助成金はどうなる?(助成金なう)

2019/11/02 06:27 更新


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令和元年度もまだ半分過ぎたばかりですが、既に来年度の厚生労働省の助成金について動きが出ています。

今回は令和2年度の助成金がどうなるのかについて解説します!

1.時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)について

今年度大人気を博した「時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)」についての動きもありました。

8月29日発表の「令和2年度予算概算要求の概要、厚生労働省、令和2年度厚生労働省概算要求における重点要求(ポイント)」によると、長時間労働の是正や安全で健康に働くことができる職場づくりに359億円(前年度が309億円)と16%アップしました。

つまり、「時間外労働削減」「勤務間インターバル導入」「年次有給休暇取得促進」などに取り組む中小企業等及び事業主団体への助成金が拡充されます。

今年度のインターバル助成金の交付申請は11月15日に締切となりますが、令和2年度も引き続き公募されることが見込まれます。

ただし、細かい要件などのマイナーチェンジは十分に考えられます。

2.令和2年度で新設される助成金とは?

これから来年度予算に関する概算要求がなされ、予算が承認(成立)された後、来年度の助成金が正式決定されます。

この正式決定は新年度が始まるギリギリまでかかります。

通常は新年度の4月に入ってから順次新しい助成金が発表され、GW前後に要項が発表される助成金もあります。

今の状況から鑑みると、

  • 雇用を守る(特に非正規や就職困難者)
  • 育児介護関連
  • テレワーク
  • 時間外労働の削減
  • 長時間労働の削減
  • 年次有給休暇の取得促進
  • 多様な働き方

この上記を認める制度にはある程度手厚い助成金が待っていそうなイメージはあります。

これから先新年度の動きに注目しつつ、今年度の助成金も機会があればまだまだ狙ってみると良いと思います。


本日は以上になります。

今後もよくある質問や、わかりにくい助成金・補助金の専門用語について解説していきます。

是非、ご活用下さい!

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