【店長に役立つページ】地方の個店オーナーの自分流店作り
新型コロナウイルスの感染拡大で東京など大都市圏の百貨店や大型商業施設が休業を強いられる状況が続く。コロナ禍が収束後、消費者の心理が大きく変わると言われる中、常連客との深い信頼関係に支えられる地方の個店オーナーの店作りに学ぶことが多いだろう。
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自分のスタンス崩さない
「アリゾナハイウェイ」(青森市) 柿崎健太朗代表
青森市郊外にあるメンズセレクトショップ「アリゾナハイウェイ」の柿崎健太朗代表は「自分のスタンスを崩さず、顔の見える顧客の満足度向上に磨きをかけよう」との思いから、岩手・盛岡店を閉め、今春から原点回帰で青森店1店に力を集中する。
東日本大震災の数カ月前に近隣の大型商業施設に出店していた時期もあったが、拡大路線を改め、創業当時のようなコアな客層に向けた濃い店作りに転換した。「今回のコロナ禍の状況は震災直後に似ている。自粛後にプチバブルはあるかもしれないが、振り回されずに地道なファンづくりを続けたい」としている。
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