スポーツ用品関連上場企業の第2四半期(23年4~9月)連結業績はグローブライドを除いて増収となり、過去最高業績も目立った。競技スポーツは市場の回復が引き続き進んでいる。一方、コロナ下で好調だったアウトドアやゴルフ分野などでは反動も見られた。そのため、営業利益では増益3社・減益3社と明暗が分かれた。通期売上高ではデサントがグローブライドを、ゴールドウインがヨネックスを上回る予想だ。
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ミズノとゴールドウインは共に第2四半期で過去最高の業績となった。ミズノは主力の日本での競技スポーツ品が好調に推移し、非スポーツのワークビジネス事業も好調だった。海外でも全世界・地域、全カテゴリーで増収となった。ゴールドウインは主力の「ザ・ノース・フェイス」が引き続き好調で、インバウンド(訪日外国人)需要も回復し、ラグビー日本代表のレプリカジャージーなども貢献。人件費など販売・管理費は増加したが増益となった。
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