紡績各社の繊維事業は国内市況の回復に伴っておおむね増収基調だった。伸びが際立ったのはクラボウで大幅増収。減収だった日東紡は原糸事業の撤退が要因。一方、原燃料高や円安による海外からの仕入れコストの上昇によって損益面は明暗が分かれた。富士紡ホールディングス(HD)は2ケタの増益、クラボウ、日東紡は黒字化したが、ダイワボウHDは減益、シキボウは赤字幅が広がった。
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