スパイバーは、同社が提唱する資源循環システム「バイオスフィア・サーキュレーション(生物圏循環)プロジェクト」に仏ケリング、蘭ダイスターが参画すると発表した。23年から参画するゴールドウイン、米パンガイアに続くもので、スパイバーの微生物発酵技術を使い、繊維製品や農業廃棄物の循環を目指す。
(中村恵生)
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1月10~12日にパリで開かれたバイオ関連のイベント、「バイオファブリケート・パリサミット」のパネルセッションでスパイバーの東憲児ヘッド・オブ・サステナビリティ兼執行役員が一部参画企業と登壇、発表した。参画するのはケリンググループのケリング・マテリアル・イノベーションラボ、米アイリーン・フィッシャー、英ジョンストンズ・オブ・エルガンの繊維ファッション企業と、化学企業のダイスター。
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