22年度専門店売上高 大手復調でコロナ前水準に迫る 19年度比0.6%減、収益力改善

2023/08/04 08:00 更新有料会員限定


 繊研新聞社が実施した「22年度専門店ランキング調査」がまとまった。20年度の反動で増収だった21年度に続き、22年度も増収となったが、コロナ禍前の19年度水準にはわずかに届かなかった。19~21年度の3年と比較可能な93社合計の売上高は4兆4375億5000万円で21年度比4.4%増、19年度比では0.6%減だった。粗利益率平均は19年度実績を上回り、販売・管理費率は19年度比を下回るなど収益は改善し、営業利益の合計はコロナ禍前水準を上回る増益となった。

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33%が19年度比増収

 回答のあった全国の専門店107社の合計売上高は4兆5996億800万円。前年との比較可能な104社合計は4兆5735億4400万円で前期比4.5%増。21年度に比べて時短営業や休業期間がほぼなくなり、行動規制も緩和されたため、実店舗への客足も戻り、販売が回復したことが増収の理由として大きい。

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