専門店の出店計画 地方中小がSCなどへ積極姿勢 郊外店主力大手は都市部へ

2023/08/28 13:00 更新有料会員限定


 繊研新聞社の全国専門店アンケート調査では、今後の出店について積極姿勢の企業が多かった。コロナ禍からの復調を追い風に、郊外店を主力とする大手が都市部への出店も強化する傾向。家賃の低下をチャンスと捉えた地方の中小企業もSCなどへの出店を増やす考えだ。

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 出店を「積極的に行う」と回答した39社のうち、21社が年商100億円以下の中小企業。うち16社が地方に本社を置き、サキヤクリエイトなどSCや百貨店内の店舗を主力に、中価格帯のオリジナルブランドを販売する企業が多い。子供服のマーキーズも「家賃相場が通常より安くチャンス」とするなど、地方を中心に空床を狙った店舗増の動きがある。

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