訪日外国人旅行客数がコロナ前のピークを上回る勢いで増えている。国産カジュアルブランドを中心に扱う専門店には、お目当てのブランドを目がけてやって来るインバウンドも少なくない。こうした中、インバウンド需要をさらに効果的に取り込もうと、外国人や海外で仕事経験を持つ人材を採用する店がある。こうした店舗の状況を探ってみた。
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外国人スタッフが会話を弾ませる
ロフトマン1981
京都発のセレクトショップ「ロフトマン1981」は、25年1月から台湾人スタッフを採用した。ロフトマン(京都市)が、外国の人材を採用したのは初めて。日によっては売り上げの半分以上をインバウンドの購買が占める同店で、その需要をこれまで以上にスムーズにつかめるようになっている。
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