帝人が新中計策定 顧客起点型にシフト 繊維は統合会社のシナジー追求

2026/05/11 17:30 更新会員限定NEW!


 帝人は26~28年度の中期経営計画を策定した。繊維・製品、ヘルスケアで持続的な成長を目指す一方、アラミド繊維や炭素繊維、医薬品の構造改革を進め、全社的に「顧客起点型ビジネス」にシフトする。繊維・製品は旭化成アドバンスとの統合新会社のシナジーを追求し、売上高・利益とも伸ばす。

(中村恵生)

 事業ポートフォリオ変革による基礎収益力回復を目指した前中計(24~25年度)は、事業利益390億円の目標に対して258億円と届かず、アラミドや炭素繊維の事業環境変化の影響を受けた。「素材のコモディティー化が加速し、素材の価値を起点にしたビジネスモデルが行き詰まっている。一方で繊維・製品など顧客課題を起点とするビジネスモデルは勝てている」(内川哲茂社長)とし、自社素材にこだわらず顧客と価値を作る、顧客起点型ビジネスを強化する。

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