繊研新聞社が実施した「24年度専門店ランキング調査」は、19~23年度との比較可能な83社合計の売上高が2年連続でコロナ禍前の19年度実績を上回った。年商1000億円以上の大手が全体をけん引する一方、数億~数十億円規模でも高い成長性を示す専門店も存在する。市場に占めるシェアの変化や事業規模を拡大した専門店の特徴など、8月5日の紙面で紹介しきれなかった詳細を掲載する。
(柏木均之=本社編集部)
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上位10社のシェア、さらに拡大
83社合計の24年売上高は4兆8604億5900万円で、23年比4.8%増、19年比9.6%増だった。過去6年の売上高推移(グラフ①)を見ると、売上高は21年から4年連続で増えており、19年実績も23年から2年連続で上回った。
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