スノーピークは24年向けの新作で、高額なキャンプ用品を相次ぎ投入する。薪(まき)ストーブがセットになったシェルターなど、同社がこれまで手掛けてこなかったジャンルの製品が目立つ。米国や関東で初となる直営キャンプ場の準備も着々と進む。
(杉江潤平)
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順調な受注
23年11月25日に先行受注を始めた「リゲルプロ・ストーブプラス」は、薪ストーブを中央に置ける大型テント。煙突はシェルター内に配した4本のベルトで固定する仕組みで、四方からテンションをかけて倒れづらくし、真冬でも複数人がテント内で火を囲むことができる。シェルター本体や薪ストーブ、一酸化炭素チェッカーなどがセットで、税込み148万5000円と高額だが、初回受注分は既に完売。2回目の受注も順調にオーダーが入っているという。