SHIBUYA109ラボの2024年トレンド予測 Y2K、韓国ファッションが継続

2023/12/13 06:28 更新


 SHIBUYA109エンタテイメントが運営する若者マーケティング研究機関、SHIBUYA109ラボは、15~24歳の女性へのアンケート調査「24年のトレンド予測」の結果を発表した。「ファッション・コスメ部門」「モノ・コト部門」「カフェ・グルメ部門」「アーティスト部門」の4部門で、それぞれノミネート候補の上位10項目を挙げた。

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 ファッション・メイク部門では引き続き、Y2Kスタイルや韓国ファッションに注目が集まる。2000年代初期に流行した漫画『ナナ』の主人公を意識した「パンクファッション」、一般的なロリータファッションに比べて上品でシンプルな雰囲気の「クラシカルロリータ」、バレエにインスパイアされたファッション「バレエコア」の他、韓国JKメイクと呼ばれる「無彩色メイク」、K-POPのガールズグループTWICEのサナさんが着用し話題になった「ニーハイソックス」などが入った。

 モノ・コト部門では、自然豊かな場所でデトックスする志向の高まりや、クラブなどナイトエンタメに注目が見られた。

 カフェ・グルメ部門では、韓国の食への注目が続く他、検索したくなるネーミングの食や、「作る過程がみえる」「自分で選べる」などプロセスを楽しめる食などに注目が見られた。

 アーティスト部門ではK-POPアーティスト、邦ロックバンドなど多岐にわたるジャンル・アーティストが並んだ。

 SHIBUYA109ラボの長田麻衣所長はトレンド予測を通じて、「若者の消費傾向は引き続き、趣味やカルチャー、好きな世界観など、深く狭いコミュニティー内で共感して楽しめる〝かいわい消費〟が主軸となる。今後も、熱量の高い〝かいわい〟に深く入り込み、ディテールまでしっかり理解することが重要」とコメントしている。

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