SHIBUYA109エンタテイメント NiziUと協業でクリスマスキャンペーン

2020/12/03 10:58 更新


 SHIBUYA109エンタテイメントは人気ガールズグループ「NiziU」(ニジュー)との協業によるクリスマスキャンペーンが好評だ。

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 キャンペーンは新型コロナウイルスに伴う臨時休館明けでは初めての本格的なリアルイベント。SHIBUYA109渋谷、同阿倍野、鹿児島、香港で12月25日まで実施している(一部施設によって異なる)。各施設にキャンペーンのために撮り下ろしたビジュアルを掲出しているほか、国内3施設で館内の店舗での購買客を対象に、NiziUのメンバーのサイン入りポスターなどが抽選で当たるキャンペーンなどを実施。SNSを活用した企画なども行っている。渋谷と阿倍野にあるエンターテインメントコンテンツとの協業による直営期間限定店スペース「ディスプ」計3カ所で公式グッズ店を12月25日まで開設している。 

 NiziUはソニーミュージックエンタテインメントと韓国のJYPエンターテインメントの合同オーディションによって選ばれた女性グループ。今年6月にデジタル配信限定のミニアルバムを出して世界でヒットし、日本でも人気が上昇している。日本の商業施設と協業するのは初めて。

 SHIBUYA109エンタテイメントでは「緊急事態宣言による自粛期間中に、彼女たちの頑張る姿を映像で見て勇気づけられた人たちは多い。彼女たちの夢の実現をお手伝いすることが企業理念と合致し、109の中心客層である20歳前後の女性ファンも多い」(木村知郎社長)ことから、12月2日のシングルデビューに合わせてキャンペーンを実施することにした。

 ディスプではコロナの感染予防のため、事前予約入店制にしているが、「売り上げは好調」。渋谷ではメンバーのうち5人が館内の「マウジー」「リゼクシー」など5ブランドを着用したビジュアルを掲出しており、「着用アイテムで完売商品も出ている」。館内の購買キャンペーンの成果も「館全体に出ている」という。11月30日からは、東急線全線の東急車両内のデジタルサイネージ(電子看板)でキャンペーン映像を流し、誘客を図る。

公式グッズの期間限定店は好調な売れ行き(SHIBUYA109渋谷)


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