渋谷109 90年代テーマに秋冬ファッションの大型販促

2018/10/24 10:58 更新


 SHIBUYA109エンタテイメントが運営する渋谷109は90年代をテーマにした秋冬ファッションの大型販促企画を11月22日まで実施している。

 レディスファッション・雑貨を主体に30店以上で、アニマル柄など90年代の流行をアレンジした商品を販売、対象商品の購買客に「カンゴール」と渋谷109のダブルネームの缶バッジを配布するなどして秋冬物商戦を盛り上げている。館内外には青山テルマさんや藤田ニコルさんらが〝90年代ギャル〟に扮したビジュアルを掲出している。

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 20日夜には同日限定のイベント「109ナイト」を実施、雨天にもかかわらず、若い女性を中心に多くが来館した。一定額の購買客を対象にした抽選会などを開いたほか、90年代に流行し、最近再び注目されているレンズ付きフィルム「写ルンです」、AR(拡張現実)カメラアプリ「SNOW」の90年代ギャルのスタンプの体験コーナーを設けた。

 正面入り口前のイベントスペースではギャルのウェブマガジン「エッグ」のモデルが、90年代に流行したダンス「パラパラ」のパフォーマンスを行った。

 109ナイトはこれまで、ハロウィーンをテーマにしたイベントを実施してきた。今回、90年代ファッションをテーマにしたのは館の大型販促に合わせるとともに、「世の中にハロウィーンイベントが浸透したなかで、109として時代のトレンドを捉えた発信を強化する」(板垣新太郎オムニチャネル事業部メディア・プロモーション部シニアマネジャー)のが狙い。今秋冬はハロウィーンで大きなイベントは行わず、クリスマス向け販促前まで「90年代を前面に出し、ファッション需要を喚起する」という。

20日夜のイベントでは「90年代ギャル」に扮したモデルのパラパラパフォーマンスも行い、盛況だった


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