ロードゲットビジネスが販売するファッションブランド「SHEIN」(シーイン)は若手デザイナーのブランド立ち上げ支援プログラム「SHEINX」(シーインエックス)が20カ国以上、1500人を超えるデザイナーやアーティストとパートナーシップを結んだと発表した。
【関連記事】「シーイン」が〝ジャパンツアー〟スタート 数十人が列
シーインエックスは21年1月から開始。新進気鋭のファッションデザイナーのデザインとブランドを新たな高みに引き上げる機会を提供するため、デザイナーはクリエイティブ活動に専念し、シーインが製造・マーケティング・販売・運用などのサポートを提供している。
シーインエックスのデザイナーは、約150以上の国と地域にサービスを展開する(22年3月時点)シーインのバックアップで、自らがデザインした商品を世界中で販売することが可能になる。さらに、ファッション業界内の著作権問題に取り組み、デザイナーがデザインの所有権を維持したままで作品の販売から利益を得ることが可能だ。プログラムの開始以来、「150万ドル以上がシーインエックスに所属するデザイナーやアーティストに還元された」としている。
シーインエックスでは、日本人デザイナーも活躍している。12歳のNokoさんは、日本の伝統的なタトゥーアーティストである父親の作品に影響を受け、鳥や猫、キツネなど好きな動物をモチーフにしたウェアなどをリリースしている。
22年上半期には「SHEIN X Artist Home Is Where The he(Art)Is」というアーティスト募集コンテストを実施。当選した参加者には、1000ドルとプログラムにおけるデザイナー契約の候補となる機会を提供。また下半期にはヘッドデザイナーとアーティストのコラボレーションや、デザイナーとIPプロジェクトのコラボレーションなども予定する。