「セルジオ・ロッシ」は旗艦店のギンザシックス店で、カスタムオーダーシューズ「ユアオウンセルジオ・ロッシ」を22日まで販売している。主力の「sr1」のスリッパとパンプスで素材とプレート、イニシャルパーツを選ぶものだ。昨秋からECでスタートしたが、今後は実店舗のコミュニケーションの一環として全国の直営店でも順次開催していく。
【関連記事】秋冬レディスシューズ 鍵は強さと女性らしさの調和
旗艦店での販売に伴い、専用のトランクも導入した。スリッパはスクエアトウのシューズで1モデル、パンプスはポインテッドトウで75ミリヒールと90ミリヒールの2種類がある。素材はナッパ、スエード、サテン、アニマル柄をプリントしたポニースキンなど色違いを含めて20数種あり、プレートはシルバー、ゴールド、ガンメタル、ローズゴールドのメタル系4色とクリスタルを揃えた。
素材によっては甲を覆うタンの配色を変えることもでき、1モデル140通り以上の組み合わせが可能だ。イニシャルはプレートと同じ色のパーツを使う。税込み10万5000円から。タブレット端末でオーダーしてから、イタリアで生産し、5~6週間で店頭に納品する。
先行して4月上旬に阪急うめだ本店で催事販売を行ったところ、昨年11月に始めたECのカスタムオーダーの累計受注数の約半分を1週間で売り上げた。店頭渡しの受注販売なので国内在住者の利用に限られ、新規客の購入も多かったという。昨夏から販売している普段使いのモデルであることと、34~42サイズを対象にしていることで、顧客に限らず幅広い客が自分だけの一足を楽しめる。年内にはスニーカーの取り扱いも始める予定。


