セルジオ・ロッシ、ギンザシックスでカスタムオーダー

2018/05/10 04:28 更新


 「セルジオ・ロッシ」は旗艦店のギンザシックス店で、カスタムオーダーシューズ「ユアオウンセルジオ・ロッシ」を22日まで販売している。主力の「sr1」のスリッパとパンプスで素材とプレート、イニシャルパーツを選ぶものだ。昨秋からECでスタートしたが、今後は実店舗のコミュニケーションの一環として全国の直営店でも順次開催していく。

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 旗艦店での販売に伴い、専用のトランクも導入した。スリッパはスクエアトウのシューズで1モデル、パンプスはポインテッドトウで75ミリヒールと90ミリヒールの2種類がある。素材はナッパ、スエード、サテン、アニマル柄をプリントしたポニースキンなど色違いを含めて20数種あり、プレートはシルバー、ゴールド、ガンメタル、ローズゴールドのメタル系4色とクリスタルを揃えた。

 素材によっては甲を覆うタンの配色を変えることもでき、1モデル140通り以上の組み合わせが可能だ。イニシャルはプレートと同じ色のパーツを使う。税込み10万5000円から。タブレット端末でオーダーしてから、イタリアで生産し、5~6週間で店頭に納品する。

 先行して4月上旬に阪急うめだ本店で催事販売を行ったところ、昨年11月に始めたECのカスタムオーダーの累計受注数の約半分を1週間で売り上げた。店頭渡しの受注販売なので国内在住者の利用に限られ、新規客の購入も多かったという。昨夏から販売している普段使いのモデルであることと、34~42サイズを対象にしていることで、顧客に限らず幅広い客が自分だけの一足を楽しめる。年内にはスニーカーの取り扱いも始める予定。

タブレット端末でオーダー後、イタリアの工場で生産する
店頭には専用のスペシャルトランクを設置した
タンの上に施すイニシャルパーツ


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