26年春夏パリ・メンズファッションウィーク 若手デザイナーの自由なクリエイションが光る

2025/06/26 06:30 更新有料会員限定NEW!


 【パリ=小笠原拓郎】パリ・メンズファッションウィークの初日は、若手を中心としたスケジュールになった。注目されているいくつかの日本のブランドも、ショーやプレゼンテーションで新作を披露した。

静かな雰囲気を軽やかに

 ラグジュアリーブランドをはじめとするビッグメゾンが、インフルエンサーを呼んでマーケティングビジネスを行うファッションショーに形を変えて久しい。

 その結果、本当にファッションの情熱を感じられるショーは、インディペンデントの若手デザイナーによるものが中心となっている。

 ここ数年、ヨーロッパでも注目度が高まっているオーラリーは、静かな雰囲気の軽やかなスタイルを見せた。秋冬に比べて素材の質感をアピールしにくい春夏だが、レザーのセットアップなどでそれを主張する。ブラトップとブルマーに合わせたコート、ボディースーツのような超ミニ丈のコンビネゾンなど、いつになく主張の強いウィメンズスタイルも多い。

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