繊研新聞社は5月25日、東京・ホテルニューオータニで22年度の「百貨店バイヤーズ賞」「ディベロッパー&テナント大賞」「キッズファッション賞」の贈呈式を行った。20、21年はコロナ禍で開催を見送り、22年は式のみだったが、今回は式後のパーティーも開催した。
ディベロッパー&テナント大賞は、テナント大賞に「グローバルワーク」、ディベロッパー大賞に阪急西宮ガーデンズ、準大賞に新静岡セノバとルクア大阪が選ばれた。
グローバルワークを運営するアダストリアの太田訓執行役員グローバルワーク営業本部長は、「18回に大賞を頂いてからご迷惑をかけたが、期待を超える商品、サービスを目指したメンバーを誇りに思うとともに、サポートに感謝したい」とした。
阪急西宮ガーデンズを運営する阪急阪神ビルマネジメントの山内恒治館長兼SC第三営業部長は「20年から3連覇。誇らしくあり、うれしい。みなさんから刺激や学びを受けながら、テナントのみなさんにも喜んでもらえる運営に努めたい」と語った。
キッズファッション賞は、三起商行の「ミキハウス」が百貨店部門の大賞を、ナルミヤ・インターナショナルの「プティマイン」がSC部門の大賞を受賞した。
三起商行の伊集院弘和百貨店事業本部部長は「昨年、創業50周年を迎えた。徹底してきた最高品質を次の50年も大事にしていく。日本、海外のお客に満足して買ってもらえるブランドを目指す」、ナルミヤ・インターナショナルの千葉貴裕SC事業本部本部長は「客に寄り添うこととプロモーションの二つに昨年の良かったところを合わせて、ブランドの価値を伝えていきたい」と話した。
百貨店バイヤーズ賞は、レディス、メンズ、リビングの各部門合計で56ブランド、百貨店賞で8店が選ばれた。