サマンサタバサジャパンリミテッドの事業の再構築「リボーン計画」がほぼ計画通りに進行している。物流センターを9月に新設するのを機に基幹システムを確立、生産から販売まで一元管理できる仕組みになる。ブランド結合店舗も増やして機能的で効率的な店舗網に改善し、24年には収益力を備えた企業基盤を確立する考え。
(武田学)
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ブランド別の運営を一元化する方向付けは軌道に乗っているという。世代別マーケティングを強め、主力の「サマンサタバサ」を40、50代を含む層にも対応したMDに整え、高級感を加味した企画を充実している。同ブランドに顧客をつなぐ「サマンサベガ」はモードとキュートの2ラインに分けて企画を整備し、伸びている。
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