サマンサタバサジャパンリミテッドは3月28日、東京ソラマチにグループ初のブランド統合店「サマンサタバサ東京スカイツリータウン・ソラマチ店」をオープンした。「サマンサタバサ」と「サマンサベガ」「サマンサティアラ」の3ブランドを販売する。売り場面積は110平方メートル。
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ブランドごとの垣根はなく、バッグとジュエリーのコーディネートも提案できる。店内は白を基調にし、色鮮やかな商品が映えるようにした。可動式の低い什器や手に取りやすいジュエリー棚などを新しく導入し、開放感のある空間にした。「今までの店舗は什器が大きく、暗かった。新店舗は商品と人が目立つ明るい店にした」(米田幸正社長)。
米田社長は22年5月の就任後、「サマンサタバサ・リボーン計画」を進め、ブランド複合店の出店を計画してきた。今回の東京ソラマチ店はその1店舗目で、7月までに札幌や大阪などの主要都市にも出店する。「インバウンド(訪日外国人)も多いこの店をサマンサの情報発信拠点にしたい」考えだ。