丸紅は、スキンケアコスメブランド運営会社エトヴォスの発行済み株式を全て取得し、同社を完全子会社化した。丸紅は、この買収を機に、ビューティー&ヘルス領域での事業プラットフォーム構築を目指す。
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エトヴォスは、07年設立の敏感肌向け国産スキンケアのコスメブランドの製造・販売会社。低刺激で肌負担の少ないスキンケアやミネラルベースのコスメをはじめとする製品は、幅広い消費者から支持されている。販路は公式オンラインストアに加え、専門スタッフが常駐する直営店を含む全国の約700の実店舗(扱い店を含む)など、複数の販路を持つ。
買収を担った次世代コーポレートディベロップメント部門は、投資・M&A(企業の合併・買収)を通して成長ポテンシャルの高い消費者向けビジネスを取り込み、30年までに丸紅の新たな収益の柱となる事業の構築を目指している。25年4月には、東南アジア、米国に続き、日本国内の消費者向けビジネスへの戦略的投資を推進する丸紅コンシューマープラットフォーム(MCPJ)を設立した。今回は、MCPJとして初の投資案件となる。
丸紅は「今後、エトヴォスの商品開発力や販売チャネルとの相乗効果が期待される成長ブランドのロールアップ(複数の企業を買収・統合し、事業規模の拡大とシナジーの実現を図る投資戦略)で、ビューティー&ヘルス領域における事業プラットフォームの構築を目指す」方針。エトヴォスは「丸紅が有するグローバルなネットワークや経営資源を活用し、商品開発力の強化および事業全体の拡大を推進する」としている。
