レナウンは3月1日、子育て社員を支える社員をサポートする制度など、働き方改革のための新たな制度を導入する。
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育児休職から復帰し、短時間勤務などで働く販売員が所属する店舗では、同僚の販売員に対して新しい手当て「ほほえみサポーター手当」を支給する。子育て販売員とそれを支える同僚販売員が協力し合える職場作りが目的。
支給対象は、育児休職から復帰した販売員が短時間勤務・固定シフト・土日優先休日取得などの弾力的な働き方をしている売り場でパートやアルバイトなどの人員補充がない場合の同僚販売員。支給額は1人当たり月3000円。支給期限は弾力的な働き方を選択している販売員の子供が小学校を卒業するまで。
「ワークライフバランス休暇」「テレワーク勤務」の導入と、「年間休日数増加と年間総労働時間の削減」も3月1日に実施する。
ワークライフバランス休暇は育児・介護・看護と仕事の両立を支援するための「介護予防」「介護準備」「家族看護」「子供看護」「子育て支援」のための特別休暇を年5日まで取得できるというもの。対象は社内従業員と店頭販売員。
テレワーク勤務は業務の生産性向上のために会社に出社しない、またはできない明確な理由がある場合とし、対象は社内従業員で原則週2日まで。店舗を除く本社、大阪支社、福岡オフィスなどでは現行の年間休日115日を120日へ、1日の所定労働時間を7時間30分から7時間20分へと削減する。
ほほえみサポーター手当とワークライフバランス休暇は、様々な職種や世代のスタッフが集まる「ダイバーシティ推進委員会」のアイデアから生まれた。