23年春夏のレディス市場は、継続トレンドが目立った。鍵は「Y2K」「肌見せ」だ。中でも、新たなヒットアイテムに浮上したカーゴパンツが1位になった。オケージョン用に涼しげなリネンアイテムやドレスも売れた。水着やラッシュガード、サングラスも動いた。
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春夏もトレンド継続
トレンドが続くY2Kファッションが、今春夏も市場を席巻した。1位のカーゴパンツは、カジュアルからきれいめまで幅広く支持された。綾織りのコットン地からナイロンやサテン、デニムと素材は豊富で、ピンクやオレンジなど色物も散見された。フラップポケットや箱ポケットを付けたワーク調のジャケットやベスト、スカートも多く見られた。
昨春夏から人気が続くデニムアイテムは2位。これまではジャケットやボトム、バッグなど様々に動いていたが、今春夏はジーンズが売れ筋になった。Y2Kを意識し、フレアやワイドシルエットのジーンズをずるっと腰ばきするのが気分で、合わせてクロップトトップも動いた。
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