リメイクブランド「レダッド」の山口翼さん、茂木昭典さん ベイクルーズ出身の2人で「もったいない」をおしゃれに

2024/03/11 13:00 更新有料会員限定


物作りの出来る茂木さん(左)と世界中の商品を見てきた山口さん。それぞれの経験をフルに生かす

 ベイクルーズ出身の2人が21年春に始めた「redad」(レダッド)。本来の用途では使いづらくなった良い素材を、おしゃれにリメイクするブランドだ。リメイクやビンテージに長く携わった2人の経験を生かし、洋服に限らず、雑貨なども手掛ける。自社ECのほか、セレクトショップや百貨店などで販売、プロスポーツのユニフォームの再利用や、産地企業との協業など、異業種との取り組みも始まった。

(永松浩介)

土臭さを消す

 山口翼さんと茂木(もてぎ)昭典さんが手掛ける。山口さんは「ジャーナルスタンダード」のメインバイヤーで、国内外で買い付けをしていた。北米や中南米で好んで仕入れや商品開発をしていたが、中には素材は良いが売り物にならない古着も多く、「もったいないな」と感じていた。古着が高騰していたこともあり、そんな素材をリメイクにすればブランドになるのではと考え、会社に起案、「ボナム」を立ち上げた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事