遠赤外線の血行促進作用で筋肉の疲労回復をうたう衣類を販売する企業が6月末、一般医療機器(クラス1)の新しい家庭用医療機器のカテゴリー「家庭用遠赤外線血行促進用衣」に適合した商品を相次いで発売する。〝休養時専用〟ウェアを製造販売するベネクス(神奈川県厚木市)は6月28日、健康・美容関連事業を行うMTG(名古屋市)は29日に発売する。いずれも日本医療機器工業会が定めた業界自主基準をクリアしたという。
(小堀真嗣)
【関連記事】進む「家庭用遠赤外線血行促進用衣」の届け出 自主基準をクリアし、販売準備へ
ベネクスは自社商品のうち、スポーティーシリーズ「リチャージプラス」の医療機器製造販売届け出を5月1日に完了した。リチャージプラスはスポーティーなデザインが特徴で、ラインナップはメンズ、レディスのいずれも半袖、長袖、ロングタイツの3型ずつ。価格は税込み9900~1万3200円。既に販売しているシリーズだが、6月28日からは家庭用遠赤外線血行促進用衣として新しいパッケージに切り替えて販売する。