遠赤外線の血行促進作用で筋肉の疲労回復をうたう衣類について、関連する企業に新たな動きが出てきた。一部の企業は4月以降、厚生労働省が昨秋に新設した一般医療機器「家庭用遠赤外線血行促進用衣」(一般的名称)として、PMDA(医薬品医療機器総合機構)に届け出を済ませ、該当商品の販売に向けて動いている。これらの商品は、日本医療機器工業会が定めた業界自主基準のクリアが前提。クリアすれば、〝リカバリー〟を標榜(ひょうぼう)できる。これまでの不適切な届け出と流通が少しずつ改善しつつある。
(小堀真嗣)
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6件の届け出を確認
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