英語で、ranch coat。
ランチとは米国の「大牧場」のこと。
ranchは牧場です。
なので、ランチコートとは、米国西部の大牧場でカウボーイたちが着用する腰丈の防寒コートのことを言います。
本来は毛が付いたままの羊の一枚革を裏返しにして作られていたましたが、裏ボア付きのコットンスエードで作られるものもあります。
和製英語で、米国ではシアリングコート(shearing coat)と呼ばれます。
シアリングは「羊の毛の刈り込み」の意味。
17~18年秋冬は「レトロミックス」のトレンドの中、ファー襟コートや裏ボアブルゾンが充実。ポケットや前立てを異素材でトリミングしたランチコートも注目されています。
©Marc Jacobs / RTW FW17-18 NEW YORK