サンエー・ビーディーは18日、東京・有楽町マルイに「プロポーション・アリュール」を出店した。「プロポーションボディドレッシング」から派生した新業態で、今春の新宿マルイ本館に続く2店目。売り場面積は約165平方メートル。
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プロポーション・アリュールは、「ファッションはもはや洋服だけではない。ターゲット年代の女性が楽しめる時間や空間を提供することが必要」(宇尾俊哉執行役員プロポーションボディドレッシング事業部長)と、コト発信を重視して開発した。
コト発信のゾーンではアロマバーやカフェを設置、新宿店にはないイートインのコーナーも設けた。アロマバーには3種類のアロマを揃え、ボトルやスティックは好みのものから選べる。カフェコーナーではドリンクやジェラート、スイーツなどを提供する。
アーティストの花モト・トモコさんと協業し、切り絵やペーパーワークのシューズなどのアート作品を展示している。カフェのショッパーも花モトさんがデザインした。店内にはタブレットも置き、毎週のコーディネート提案の画像が見られるほか、ECとも連動する。期間限定のイベントやワークショップなども定期的に開催する予定。
洋服は20代後半を対象にするプロポーションボディドレッシングと、20代前半からが対象のエレガンスカジュアルライン「エディットコロン」を揃える。新宿店は、初年度売り上げが2億円に達する見込みと順調に推移し、有楽町店は新宿店を上回る売り上げ目標を立てている。今後、全国主要都市中心に、5店ほどの出店を計画している。