需要高まる酷暑対策素材 東レ、高通気・汗染み防止・速乾性まで幅広い機能拡充

2026/01/08 07:59 更新会員限定


 夏の暑さは年々厳しさを増している。気象庁が発表した25年6~8月の全国の平均気温は平年より2.36℃高く、統計を開始して以来最高となった。最高気温で40度を超えた地域もあり、酷暑への対策は必須だ。東レは、通気性や遮熱、汗への対応など幅広い機能の拡充を進めている。

(榎田果歩)

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風を通すだけでない

 暑さ対策といえば接触冷感の印象が強いが、近年は衣服内の熱を逃がす通気性を重要視する声も多い。高通気素材「ドットエア」は、織物の経糸と緯糸に溶ける糸を一定間隔で挿入。染色時にこれを抜くとメッシュ状となり、高い通気性を実現する。折れしわが付きにくいことと速乾性を持つことが特徴だ。ファッション性にも優れ、穴がより見えにくいタイプも揃えた。ジャケットやシャツなどの定番素材となっているほか、セットアップやボトムなどにも採用されている。

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