22~23年秋冬ピッティ・イマージネ・ウォモ スペシャルゲストに「アン・ドゥムルメステール」

2021/11/24 06:29 更新


リフレクションをテーマに600ブランドが集まるⒸPATRICK ROBYN

 【パリ=松井孝予通信員】来年1月11~13日にイタリア・フィレンツェで開催される第101回ピッティ・イマージネ・ウォモのプレゼンテーションがパリで開かれた。前回7月展と同様に、衛生パス(ワクチン証明)提示を条件に、ピッティビンボとフィジカル(リアル)共催となる。

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 22~23年秋冬は「リフレクション(反映)」をテーマに、7月展の348社を大幅に超える約600ブランドの出展を見込む。ピッティ・イマージネのラファエロ・ナポレオーネCEO(最高経営責任者)は、「世界からビックメゾンと重要なバイヤーがピッティに戻り、活気に満ちた1月展となる」と自信を示した。

 ゾーニングは通常の14から、3セクションに絞った。フォーマルウェアの「ファンタスティック・クラシック」では、6000平方メートルにコンテンポラリーメンズウェアブランドを集める。「スーパースタイリング」には新しくサステイナビリティー(持続可能性)をコンセプトにした新興ブランドのエリアを開設する。

 来年、40周年を迎える「アン・ドゥムルメステール」をスペシャルゲストに、12日に特別イベントを企画する。同ブランドは20年、ミラノの起業家クラウディオ・アントニオーリが買収した経緯がある。ピッティのラポ・チアンキコミュニケーション&イベントディレクターは、「このブランドはクリエイティブな表現を様々な形で交換し、特に若い世代に大きな関心をはらい、未来・現在・過去につなげ一つの物語に融合させることで本イベントは特別なエネルギーを放つだろう」とした。



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