今春から進めてきた大型改装が完了した渋谷パルコ。最終となる9月19日には、日本初出店の仏「マリーン・セル」をはじめ、クリエイティビティーやアートに触れられる新店がオープンした。
(須田渉美)
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マリーン・セルの総輸入代理店の三喜商事は、同ブランドの国内初のショップを3階に出店した。メンズとウィメンズのほぼフルラインナップで、売り場面積は約60平方メートル。ブランドの象徴である三日月の柄のアイテムに限らず、レース柄のホームリネンを再利用したブラウスやシャツ、フェード加工したスウェットのセットアップ、ミリタリースタイルのブルゾンなど、コレクションの全体像を見ることができる。
バッグやアクセサリーも充実。店内は古代ギリシャの神殿の円柱に見立てた5本の柱とともに、「神話と現代との対話を紡ぎ出す」ように演出。試着室は三日月モチーフの壁紙、本国から送られてきたビンテージのスカーフをつないだカーテンで装飾した。