今年度から学校法人ミクニ学園大阪文化服装学院の理事長に就いた。米アイオワ州のグリンネル・カレッジで数学を専攻、千趣会でファッション開発部長、ジャパネットたかたでは非家電商品部シニアリーダー(部長)を務めた異色の経歴を持つ。21年1月に同校に入り、「クリエイションというよりビジネス寄り」の経験を生かし、学校改革に臨む。
(藤浦修一)
当学院の教職員は、決められたことはきっちりとやっています。ただ、受け身で官僚的な感じも受けます。少子化が進み、学校経営は左うちわではないことはわかっているのに、領域意識が強い。枠を超えてボールを拾いにいくのが社会の常識です。職員には経営意識、危機感を持ってやるべきことをやってもらう意識改革を進めてきました。アウトソーシングなども含め、少ない人員で最大効率を上げられるよう改革を行い、2年間で大きく変わりました。学校は多くの個人情報を扱うのでセキュリティー管理も重要で、危機感を持ってリスク管理も行っています。
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