アダストリアの子会社アドアーリンクはライフスタイルDtoC(メーカー直販)ブランド「オー・ゼロ・ユー」で、エスモードジャポンとの産学協同により、学生が製作したアップサイクル商品をルミネ新宿ルミネ2の期間限定店で販売を始めた。
アダストリアは「今回の産学協同を通じて、次世代のファッションを担う学生たちの夢を応援し、業界の活性化に貢献し、幅広い世代とサステイナブル(持続可能)な思いを広げていきたい」としている。
取り組みはサーキュラーエコノミー(循環型経済)のオー・ゼロ・ユーの理念や生産背景、サプライチェーン、MDに関するセミナーを全学生が受講し、アップサイクル商品の製作イメージを具現化。アダストリアグループが展開するブランドの商品在庫を素材に、85着を完成させた。シーズンレスでジェンダーレスなコートやジャケット、シャツ、Tシャツなどで、「年齢や性別を超えて装うことを楽しむ服を提供し、大切に長く着る持続可能な暮らし」を提案している。
価格はTシャツ6600円(税込み)やスカート8800円などで、POP(店頭広告)や全アイテムの商品説明文なども学生が作成し、商品のアップサイクルだけでなく、消費者への訴求方法まで考えた。
