コロナ禍を経ても健康、睡眠に対する消費者の関心は高い。寝具への消費スタイルが変化する中で、睡眠の知見を生かしていかにライフタイムを豊かにしていくか。西川は寝具を軸にしながら新たな商品開発と異業種との協業を進める。
二極を三極に戻す
――市場構造が変化した。
お客様が実際に体験し、しっかりと説明させていただいた高付加価値商品は、好調に推移しています。納得して、良質な睡眠を得たいという志向がますます強くなっています。一方で売り場は高付加価値商品と低価格品の二極化が進み、中価格帯の商品が薄くなってきました。低価格品はエビデンス(証拠)がはっきりしない製品も多い。従来の中価格帯は、低価格帯との差別化が難しい。お客様の選択の幅を広げる従来の三極に戻していくことが重要です。
――付加価値の提供が重要。
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