《繊維トップに聞く》ニッケ 常務執行役員 衣料繊維事業本部長 金田至保氏 国内の安定供給基盤を強固に

2024/08/27 11:30 更新有料会員限定


金田至保氏

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上期は増収、営業減益

 ――上期の状況は。

 衣料繊維事業は上期(23年12月~24年5月)、前年同期と比べて増収、営業減益でした。学生服用素材は価格改定前の引き取りが増えて堅調に推移し、官公庁制服用と一般企業制服用の素材の販売も好調でした。一般衣料用素材は国内顧客の在庫調整の影響で低調、糸の販売も減りました。損益は円安で羊毛の仕入れコストが膨らんだほか、エネルギーコストの上昇も重なって落ち込みました。

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