【関連記事】ニッケ、安定供給へ設備強化 学生服の多様化に対応
上期は増収、営業減益
――上期の状況は。
衣料繊維事業は上期(23年12月~24年5月)、前年同期と比べて増収、営業減益でした。学生服用素材は価格改定前の引き取りが増えて堅調に推移し、官公庁制服用と一般企業制服用の素材の販売も好調でした。一般衣料用素材は国内顧客の在庫調整の影響で低調、糸の販売も減りました。損益は円安で羊毛の仕入れコストが膨らんだほか、エネルギーコストの上昇も重なって落ち込みました。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!