ニッケは3カ年の現中期経営計画の最終年度となる今期(23年11月期)、営業利益は過去最高値を更新する見通しだ。中計に対しては未達の予想だが、売り上げは11%増の1210億円(中計は1270億円)、営業利益は2.7%増の110億円(同115億円)を見込む。
(小堀真嗣)
【関連記事】《トップインタビュー2023》ニッケ社長 長岡豊氏 23年度も増収、営業増益見込む
現中計期間中はコロナ禍により国内市況の低迷や海外事業の進捗(しんちょく)が遅れた。原燃料高騰、円安も加わってコストが膨らんで収益を圧迫したが、M&A(企業の合併・買収)や各事業分野での合理化策を通じて健闘を続けている。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!