コロナ禍を経て、市場変化のスピードは劇的に増した。その変化に追いついていくためには、組織も個人も同じやり方を続けてはいられない。それぞれの組織で旧弊にあらがい、変化にフィットさせる方法を模索するユナイテッドアローズの藤原義昭さんとディプロモードの西田誠さんの2人に語ってもらった。
SNSの文脈を理解
――売れる仕組みを商品作りに取り入れています。
藤原 ソーシャルメディアを強化するために外部から人を採り、SNS課を作りました。担当者に伝えたのは「とにかく社内勉強会をやって下さい」。作ったり仕入れたりした商品をプッシュするやり方がこれまでの常套(じょうとう)でしたが、今の市場に対してはそれでは通用しにくくなっている。これからは、ソーシャルメディアの文脈に乗るための商品作りも意識しないと難しいので、文脈に乗って売れる、そのメカニズムを説明してもらっています。
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