こだわりの男×服・ネイタルデザイン

2015/08/12 09:18 更新


 野外フェスでも映え、街着でも楽しく着られるカジュアル「ネイタルデザイン」。遊び心はあるが、着心地を重視した大人も満足できる服だ。グラフィックデザイナー志望だった塚田浩二さんが、本格的に服作りを始めたのは6年ほど前。音楽との親和性も高く、ブランドの世界を表現する一環として、昨年に続き今年の夏も野フェスを共同で開催する。塚田さんに聞いた。

 99年に服を作り始めた時は、自らのグラフィックをプリントしたTシャツを販売していました。徐々にアイテムを増やし、09年から本格的に展示会をやるようになりました。元々裏原世代で、90年代のアメカジも好きです。ポップな色柄や遊び心のあるデザインが目立つかもしれませんが、シルエットや着心地にこだわっています。

 デニムのサルエルタイプのパンツがロングセラーになっています。大きなフラップポケットがたくさん付き、ストレッチも入っているので幅広い層から人気です。国内寝袋メーカーのナンガと組んだダウンジャケットやポケットが小鳥のデザインになったショーツ、格闘技ウエアと協業した短パンなどもあります。服だけにこだわらず、眼鏡やキャンプ用椅子、キャンバストートなど、専門家と組んだ商品開発も進めています。

東京・明大前駅にある直営店
東京・明大前駅にある直営店

 卸し先は大手アウトドアショップのほか、地方の個店など約20件。東京・明大前の駅前に直営店「スキャターブレイン」も運営しており、ネット販売にも力を入れています。インディペンデントなブランドなので、他社に頼り過ぎず、直接、消費者とつながるのが理想です。

 昨年から、3社共同で野フェス「ハローニューデイ」を開催しています。千葉県市原市のオートキャンプ場を会場に、音楽ライブ、ファッションブランドのブース出展、子供向けワークショップなどを行い、家族で楽しめるイベントになっています。今年は22、23日に開催します。

 今後は海外も攻めたいです。前回、米ニューヨークの合同展に出展しました。現在、台湾と香港などに卸しています。アジアはアウトドアブームなので、これからも期待できるでしょう。

 まだまだ、ブランドの完成形は見えていないので、どんどん新しいことにチャレンジしていきたい。理想はネイタルデザイ古着として未来にも残る服です。



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