「モワナ」 リブランディングでポップに 今夏はペットアクセサリーも発売

2025/07/29 06:27 更新NEW!


伊勢丹本店での期間限定店は鮮やかに彩られた

 フランスの老舗ラグジュアリーバッグブランド「モワナ」は、リブランディングを進めている。日本でも昨年から、若者をはじめとする新たな客層へのアプローチに力を入れている。

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 1894年にトランクメーカーとして創業。シグネチャーは、当時活躍した画家アンリ・ラパンがデザインしたMの連続模様だ。それを描いたバッグ「Mキャンバス」を、今のライフスタイルに沿うように幅広いデザインで発表している。

 レトロなMのフォントが、現代的でポップなイメージに生まれ変わった。

 今夏は、ペットアクセサリーコレクションを初めて発売した。首輪(税込み7万400円)やリード(8万9100円)といったアクセサリーのほか、ペットの顔が出しやすいように丸くカットされたトートバッグ(31万6800円)も作った。チャームは、犬の足跡をかたどったものや漫画の吹き出しのような文字を描いたタイプなど、ユーモラスなデザインが多い(4万700円)。同時にショルダーバッグやバニティーケースといった日常で使いやすいバッグも揃えている。

ペットトート

 7月22日まで伊勢丹新宿本店で開かれた期間限定店は、鮮やかなカラーリングで、多くの客を呼び込んだ。

 昨年12月にはドーバーストリートマーケットギンザで、グラフィックデザイナー、永井一正氏との協業によるホリデーコレクションを発表し話題になった。7月14日には、ラグジュアリーブランドが軒を連ねるパリのモンテーニュ通りに新店をオープンするなど、積極的な発信が続いている。



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