“マウンティング上司”の存在 「いる」が3割、男性上司が8割

2024/06/17 06:25 更新


 マネジメントコンサルティングの識学が実施した調査によると、部下にプレッシャーを与えて自分が優位に立とうとする、いわゆる〝マウンティング上司〟が「いる」と答えた会社員が約3割あった。

 性別での回答に大きな差は見られないが、マウンティング上司が「いる」と回答したのは、男性がやや多い。マウンティング上司の性別では「男性」が82.3%と圧倒的に多く、年齢については「50代」が47.0%と半数近くあり、「40代」が24.7%と続いた。マウンティング上司にあたる行動は「過去の自慢をする」が54.7%と最も多く、「仕事が出来ることを自慢する」42.7%、「過去の苦労話をする」41.7%、「意見させてもらえない」41.0%と続く。

 反対に「尊敬できる上司はいるか」の質問で「いる」と回答したのは18.7%。理想の上司の条件は「正しく評価してくれる」が63.7%と際立って多い。2位以下は「仕事の割り振りが適切」48.3%、「仕事をサポートしてくれる」42.7%、「部下の成長を考えてくれる」41.3%、「話しやすい」40.3%と続く。

■〝マウンティング上司〟に関する調査 20~59歳の会社員へのインターネット調査(サンプル数300)



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