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分社化で収益改善
――23年11月期を振り返って。
21~23年は筋肉質な収益体制にしていく期間でした。23年度は売上高が横ばいでしたが、不採算の見直し、運送費の削減などで営業利益が前期比16.4%増を達成、利益体質を強化できました。
この体質を維持し売上高を伸ばすため、24~26年は未来の成長に向けた準備期間と位置付け、既存事業のボトムアップとM&A(企業の合併・買収)も含め新規ビジネスの拡大を目指します。付加価値のある事業を展開する上で、環境や安全、機能といったキーワードが重要になるでしょう。
――コスト増もあった。
燃料費、運送業界の24年問題など努力外でのコスト増は否めませんが、やや落ち着きつつあります。自社倉庫の活用なども進め、影響は一定にとどめました。
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