モンドデザイン(東京)はアップサイクルブランド「シール」で、大阪・関西万博のルクセンブルクパビリオンの膜屋根素材を再利用したバッグなどの予約販売を始めた。同パビリオン内や東京のシール表参道本店で製品を展示、予約を受け付けている。
同パビリオンは、「サーキュラー・バイ・デザイン」の考え方で、容易に解体し建材の一部を再利用できるよう設計されているという。その象徴的な取り組みとして、膜屋根に使用されている高機能素材をバッグや小物にアップサイクルすることにした。耐久性、防水性があり、色は白。

大阪のバッグメーカー、ふく江に製作を依頼。加工が難しい素材を職人が手作業で仕立て、メイド・イン・オオサカを打ち出す。
アイテムはボストンバッグ(税込み3万3000円)、ワンショルダーバッグ(1万7600円)、ミニウォレット(1万1000円)、眼鏡ケース(7700円)がある。いずれも上質なレザーを部分使いする。製品は来年5月ごろに届ける。