ユー・ペイ・スピナー(柏木均之)

2013/09/23 12:46 更新


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柏木です。

今回は前回からの続きで「耳の話」をしようと思っていたんですが、

ちょっと面白いモノが手に入ったのでその話を。 

先週の土曜日(9月14日)にオープンしたジャーナルスタンダード表参道(ショップの概要は繊研プラスのほか、17日付紙面にて報道しています。ご一読を)で買い物したら、こんなノベルティをもらいました。

 

 

 

何だか分かりますか。

 


 

裏はこんな感じでで、真ん中にポッチがついてます。 

これは飲み屋なんかで、誰が支払いを持つのか、決めるための道具です。



 

こんな風にくるくる回して



 

指した指の部分が正面を向いた人が「YOU PAY!(お前の奢りね)」となるわけです。

その名も「YOU PAY SPINNER」。指の部分が栓抜きになっているので「YOU PAY OPENNER」とも言うみたいです。

アメリカで生まれたモノらしいので、京都でビンテージショップ「カプリ」を営んでおられるバイヤー兼オーナーの権代聡介さんに由来などを聞いてみました。

「ユー・ペイ・スピナーですが、19世紀半ばくらいからのモノだと聞いています。もともとのきっかけは、ゴールドラッシュで、金の採掘に来た労働者が仕事終わりのつかの間の休息を過ごした(サロン=バー兼女の人が居る店)が、自分の店の宣伝に、つくったものが始まりみたいです。それがゴールドラッシュの収束とともに、姿、形を変えながら、20世紀半ばまでに西部から中部とアメリカ全土に広がったらしい。隆盛だったのは第二次大戦前くらいまでですかね」だそうです。権代さん、ありがとうございます。 

後期のモノは飲み屋や飲料メーカーのノベルティが多いそうです。写真のは「ジャックダニエル」のノベルティ(たぶん、復刻のレプリカ)ですが、他にも「コカコーラ」とか「バドワイザー」のものがあるようです

普段はキーホルダー兼栓抜きとして使えるし、「YOU PAY」を決めるのも、飲み代の支払い以外にも使えそうです。ジャーナルスタンダード表参道店は、アメリカンカジュアルの匂いをあえて濃い目にして作った旗艦店で、このノベルティもそういうショップの雰囲気に合わせて仕込まれたんだろう、と想像します。

ちなみに、欲しい方は、検索すると、最近は日本のファッションブランドなんかもつくっているみたいですし、復刻モノなら結構簡単に入手できます。 

次回こそ「耳の話」第2弾を。

では、また。




かしわぎ・まさゆき 20余年にわたり、川上から川下まで取材をしてきた記者が1億コ(自己申告)のネタから選りすぐりを披露します。編集部記者。92年入社、大阪支社で商社など川上分野とアジアを長年取材。02年に東京本社転勤、現在、セレクトショップや外資系チェーン店などを担当。統計資料なども司るデータ番長


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