丸ビル・新丸ビルの商業ゾーン、大型改装効果が続く 食や生活雑貨を中心に客層拡大

2024/07/19 07:58 更新有料会員限定


 三菱地所の東京・丸の内の大型複合施設、丸ビルと新丸ビルの商業ゾーンは22年9月からの大型改装効果で、食や生活雑貨を中心に若い女性やファミリーなど新しい来街者の需要を獲得し、売り上げがコロナ禍前を上回っている。24年3月期の売上高は両館ともに前期比約20%増で、19年度超え。今期はいずれも、4~6月で前年同期と19年度同期実績ともに上回った。

(有井学)

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 改装は22年9月の丸ビル開業20周年、新丸ビル開業15周年を機に行ったもので、主に23年4月まで段階的に実施。その後も23年10月に新丸ビル3階に家具・インテリア「アクタス」の大型店を導入するなどした。コロナ下でのテレワークの浸透で中心客層のオフィスワーカーの来街が減少していることを踏まえ、客層拡大を狙った。

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