三菱ケミカルは、自社の目指す姿を30の項目で宣言した「三菱ケミカルは決めました」を策定、社内への浸透を目指す。三菱ケミカルホールディングスが推進する「KAITEKI健康経営」の一環。
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従業員からの要望や意識調査などをもとに、和賀昌之社長が中心になってまとめた。「以前から従業員には『明るく・楽しく・元気に』と言ってきたが、企業としてそのための環境整備が不可欠。30の宣言で完結せず、今後も随時テーマを追加し、宣言実現の取り組みを行っていく」という。
宣言は「受動喫煙対策を徹底」「製造現場の社員もしっかり休めるよう要員配置を見直す」「『休日メール』『休日作業を前提にした資料作成指示』を禁止」「男性の育児休暇または時短取得率100%を目指す」などで、多様な人材がいきいき働ける職場作りを進める。
社内に周知するため、全6回の動画を作成した。テレワーク制度を活用している従業員や、育児休暇を取得した男性社員のインタビューなどで構成、社内ポータルサイトに載せている。
