アウトドアショップ「オレンジ」を運営するミモナ(和歌山県かつらぎ町)は1月26日にプロ向け株式市場の東京プロマーケットに上場した。引き続きECを主力としたアウトドア用品の販売を中心に、新規出店も検討していく。「かつらぎ町に本店を置きながら、グローバルにも発信することで、地方創生にも貢献したい」(池田道夫社長)考えだ。
(小田茂)
同社は06年に池田社長が同町内で設立。スノーボードやスポーツ用品のECなどから始め、主力販売商品を切り替え、14年に初の実店舗としてオレンジを開店した。
現在、アウトドア用品を主力に、ECや店舗、卸売りチャネルで販売している。19年に発売したアウトドアスパイス「ほりにし」はアウトドア業界の定番調味料としてシリーズ累計販売200万本を突破した人気商品となっている。オリジナルブランド「ミカン」はアパレルやチェア、防虫剤、ランタンなどを手掛ける。アウトドア用品では国内正規代理店としてインドのウォータージャグ、米国特許のタイヤにセットするテーブルなども扱う。
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